[コラム] いしだのおじさんの田園都市生活
第1回 田んぼではさっさと仕事が終わったほうがシアワセか
横浜市青葉区に市民自給型会員制田んぼ「な~に谷っ戸ん田」がある。
ここで9月下旬に稲刈りをおこなった。
20人あまりが参加し、賑やかに和やかに楽しんだ。
(ホームページ http://www.yattonda.com やブログをご覧あれ)
道具は鎌と紐と藁、そしてバインダーという機械。
手作業だけでなく、機械を使うところがいいでしょ。
若い女性が多く参加したのもスゴイよね。
刈った稲は束ねて架け干し(稲架け(ハザカケ))にし、天日乾燥。
2週間ほど干して、脱穀はハーベスター。太陽の恵みで稲は熟成し、より旨味が増すという。
しかし、最近は架け干しを見ることが減った。
刈り取りと脱穀を同時におこなうコンバインを使う田んぼが増えているのだ。
谷っ戸ん田の園主のSさんも他の田んぼではコンバインを使っている。
乾燥も機械でおこなうので、作業は1人でもできるし、早い。
1反当たり、おそらく刈り取り1時間、乾燥機に入れるのに数分だろう。
スゴイ威力で、最新式はまるでSFかアニメって感じ。
それに較べ、バインダーと架け干しでは、1人ならコンバインの10倍もの時間がかかる。
(っていうか、1人でやる気にならない)
だが、コンバインと乾燥機の価格は合わせて500万円以上で、
バインダーとハーベスターなら中古でなら20万円くらい。
少人数で効率的に作業するにはお金がかかるのだ。
それに、お金をかけて効率化しても、
100反くらいやらないとペイしないので、横浜では無理。
そもそも田んぼはもともと大勢で作業するものだった。
お米は命だから、それに見合った人の働き方があるのかもしれない。
横浜で田んぼを守るには効率に逆行すべきなのか?
(石田周一)
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