[コラム] 釜飯仲間・おこげのお話
第12回 釜飯仲間・おこげのお話
マリンタワーの一流シェフによる「神奈川の野菜を楽しむ夕べ」が10月30日に開かれ、食材を提供した生産者も来場して、生産の苦労などをお話されたようです(スローフードニッポン実行委員会主催)。
大桟橋ホールでは「リサイクルデザインフォーラム2009」(横浜市資源リサイクル事業協同組合主催)が行われ、新型インフルエンザで開催が危ぶまれたにも関わらず、5千人近い親子連れが来場されました。そこでも、神奈川・横浜産の食材を使ったお弁当などを、横浜にゆかりのあるレストラン等が特別に用意して、瞬く間に完売だったとのこと。
また、来春には、県内JAが開設する5箇所目の大型農産物直売所が平塚市に生まれます。
「地産池消」という言葉がマスコミに登場するようになって10年。スローフードという言葉が言われるようになったのと同じころでした。その背景には、当時の不況、特に地方経済の困窮があり、自分たちの町や村の魅力を再発見し、「町興し・村興し」に役立てようとする中で、地域の伝統野菜や食文化に目が向けられるようになっていきました。
ところで、大都市圏にある神奈川では、すでに30年以上前から「地産池消」を求める運動が続いてきたことは、ほとんど知られていません。それは大規模な開発による農地や里山の減少と急激な人口の増加。国内、海外からの廉価で画一的な、大量農産物の流入。食の安全への不安等を背景に、「神奈川の風土に根ざした、神奈川らしい食文化」が「日常にあたりまえにあること」を目指した、食糧生産の担い手と食材を利用する人々との、人間関係を大切にした協同の営み...農畜産業のみならず、水産業、食品加工業の担い手とも手をつないだ取り組みでした。
そのような運動のささやかな種の1つが、はまどまでの「神奈川野菜の食事会」です。丸3年、第33回目になります。
はまどま運営委員会8名は、仕事を持ち、家庭を持ちながら、やっとの思いで「はまどま」の改修、特に水周りの改修に着手しました。
11月の「神奈川野菜の食事会」は、改修を終えた「はまどま」で行います。
(おもろ童子)
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