里山とは

[コラム] 釜飯仲間・おこげのお話

第17回 釜飯仲間・おこげのお話

 3月3連休の最終日。「はまどま」で"地域交流型ライブ"と銘打った、Chojiさんのライブが行なわれた。

 はまどまオープンの雪空とは打って変わって、麗かな小春日和。その陽射しの中、テーブルを表に出しての野菜市は、お散歩途中の人の目に止まる。

 「毎週火曜日、中庭で野菜市?何年も蒔田に住んでいるけれど、初めて知ったわ!また来るわ!」

 新しい縁がつながった。

 20席はほぼ完売。そこには生産者Kさんご夫婦と息子さんの姿があった。

 小田原と南区がつながった。

 スタンバイするChojiさん。今日の歌声はマイクなし。楽器のみスピーカーを通す。はまどまサイズの空間だからできる、膝と膝を付き合わせたライブ。

 ウタとオトとヒトがつながった。

 二列目に座るTちゃんは次の日から海外に旅立つという。ふらっと遊びに来てくれた隣の印刷屋さんも、先日遠い所へ旅に出た。

 初めて来た人。たまたま来た人。いつも来ている人。ウタを聞きに来た人。

 人と人との「通りすがり」を「出会い」に変える場...「はまどま」。

 先週の野菜市に来た若い女の子。

 「友達と田舎に引っ込もうかと思ったけれど、自分の近くにこんな素敵な里山があったんですね!」

 名実ともに「はまどま」が里山の入り口に、宮宿花(※)の土間に...。たくさんの縁がつながっていきますように。

※宮宿花...はまどま周辺の町内会(宮元町、花之木町、宿町)の3つまとめて、こう呼ぶ

(おもろ童子)

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