<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
    <title>里山とは</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/" />
    <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/atom.xml" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2008-10-10:/satoyama/2</id>
    <updated>2012-02-01T14:37:00Z</updated>
    <subtitle>人が自然に手を加え、恵みをいただきながらも、資源を枯渇させることなく続けてきたしくみが「里山」にあります。</subtitle>
    <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type Pro 4.22-ja</generator>

<entry>
    <title>寄り道9　10周年記念の座談会を終えて</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/003/910.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2012:/satoyama//2.1637</id>

    <published>2012-02-01T14:36:17Z</published>
    <updated>2012-02-01T14:37:00Z</updated>

    <summary>『里山創生―神奈川・横浜の挑戦』（佐土原聡ほか編、創森社、2011年） という本...</summary>
    <author>
        <name>NORAプロジェクト</name>
        
    </author>
    
        <category term="003雨の日も里山三昧" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        <![CDATA[<p>『里山創生―神奈川・横浜の挑戦』（佐土原聡ほか編、創森社、2011年）<br />
という本が、昨年末に出版されました。<br />
横浜に事務所を置き、「里山とかかわる暮らし」をすすめているNORAの<br />
1人としては、これを読まないわけにはいかない。<br />
そう思って、今回のコラムで取り上げるつもりで目を通してみました。<br />
しかし、全体としてまとまりがなく、取り上げにくい内容でした。<br />
そこで、方針を変えて、1月22日（日）に開催した<br />
NORA10周年記念フォーラムに関して書くことにしました。<br />
特にここでは、第2部のシンポジウムにおいて、<br />
私が座談会のコーディネーターを務めたことから、<br />
このときの議論を通して、あるいは議論の後に考えたことを書きます。</p>

<p>第2部のシンポジウムにお招きしたのは、<br />
寺川裕子さん（里山倶楽部）［大阪府河南町］、<br />
相川明子さん（青空自主保育なかよし会、山崎・谷戸の会）［神奈川県鎌倉市］、<br />
十文字修さん（循環の島研究室）［新潟県佐渡市］でした。<br />
これらゲストの方々は、「里山」や「NPO」という言葉が、<br />
ほとんど社会に知られていない時代から活動されていました。<br />
時代を切りひらき、時代を作ってきた先駆者、と言ってもよいでしょう。<br />
普段から、連絡を緊密に取り合っている間柄ではありませんが、<br />
ときおり聞こえる便りから、志の高さ、懐の深さ、<br />
発想の豊かさに刺激を受け、活動を続けてきました。</p>

<p>座談会の冒頭で私は、都市近郊の里山保全活動の30年史にふれ、<br />
以下のように問題を提起しました。<br />
たしかに、「里山」という言葉は広く社会に知られるようになり、<br />
守るべき対象としての価値を高めることに成功し、<br />
都市近郊では新住民を巻き込みながら保全管理する制度が整ってきた。<br />
しかし一方で、NORAにしても、<br />
多くはボランティアの志に頼っている部分が多く、<br />
けっして十分な雇用を生み出しているわけではない。<br />
また、地方に視線を向ければ、過疎高齢化が進み、<br />
（座談会の前に）十文字さんが報告されたように、<br />
特に限界集落においては、広大な里山を前にして、<br />
希望を見出しにくい状況にある。<br />
こうした状況を踏まえて、都市と地方の両者を射程に入れて、<br />
これからの里山とかかわる暮らし方や稼ぎ方について議論したい、と。</p>

<p>結果的には、この議論はかみ合いませんでした。<br />
むしろ、停滞した後に拡散してしまったと言えるでしょう。<br />
ただし私個人としては、考えるべき問いを得られたという実感があります。</p>

<p>○仕事と暮らし<br />
十文字さんは、限界集落に住みながら、<br />
里山とかかわって働く難しさをお話になりました。<br />
NORAも、この10年を振りかえると、<br />
ずっとこの問題を抱えてきたように思います。<br />
NORAは、設立当初、「里山で起業する！」というキャッチコピーを<br />
掲げていましたが、その後、「里山でシゴトする！」となり、<br />
最近は「里山とかかわる暮らしを」と変わってきました。<br />
この変化は、里山とかかわって働くことの難しさを経験してきたという<br />
現実的な対応という側面が強いのですが、それだけではありません。<br />
むしろ、仕事よりも暮らしの方が、<br />
長く深くかかわれるのではないかという、<br />
より積極的な理由もありました。<br />
一方、「好きなことして、そこそこ儲けて、いい里山をつくる」という<br />
キャッチフレーズを掲げている里山倶楽部。<br />
寺川さんをはじめ主要なメンバーは、<br />
半農半X的に、2足、3足、いや10足のわらじを履いて、<br />
仕事をやりくりしながら暮らしを立てているそうです。<br />
無償ボランティアとは一線を画しつつも、<br />
仕事と暮らしのバランスを取っていこうというスタンスが明確です。<br />
ただし、会員全員がそのようにしているわけではなく、<br />
人によっては、林業でセミプロ的に働く人もいれば、<br />
週末のリフレッシュのために活動に参加する人もいるようです。<br />
こういうNORAの場合は、生計を立てるための仕事を持ちつつ、<br />
プロボノ的にかかわっている人が多いです。<br />
（プロボノとは、職業上持っている知識や技術等を<br />
活かして社会貢献するボランティア活動）<br />
できれば、スタッフがNORAで活動しながら、<br />
生活していけるお金を生み出せればよいのですが。</p>

<p>○活動の原点<br />
里山倶楽部では、炭や薪、リース、米、野菜など、<br />
里山の恵みを販売して収益を上げています。<br />
なぜ、それが可能となっているのかを寺川さんに尋ねたところ、<br />
そこが活動の原点であるので、<br />
いつもどうしたらそこそこ儲けられるかを考えている<br />
という答えが返ってきました。<br />
たしかに、かつての里山は、生活の必要のためだとか、<br />
いくらかでも収入が得られるからという理由で適当に管理され、<br />
そこから恵みが得られたのですから、<br />
やはり、儲かる仕組みを作り出すのが重要だという<br />
立場なのだと思います。</p>

<p>一方、相川さんは、青空自主保育グループをつくり、<br />
谷戸で子どもたちを遊ばせる活動が原点でした。<br />
遊び場としていた谷戸に都市公園が作られることを知り、<br />
公園計画を見直すように運動を始め、<br />
その後の紆余曲折を経て、鎌倉中央公園は開園しました。<br />
その後、この公園を鎌倉市と協働運営する山崎・谷戸の会の<br />
事務局長を務めていましたが、つい最近、後任に引き継いだそうです。<br />
しかし、青空自主保育には、かかわり続けている。<br />
子どもが思いっきり野外で遊ぶ、楽しむために、<br />
谷戸を、里山を守ろうとしてきた相川さんも、<br />
ぶれずに活動を継続されてきたと思います。<br />
子どもが裸足で、さらには裸になり、<br />
泥んこになって遊ぶ環境があるとき、<br />
その場所を親たちも一生懸命汗をかいて良くしようとする。<br />
そういう姿が山崎の谷戸では見られるようですが、<br />
持続可能性なんて言葉を使わなくても、<br />
野外で子どもたちが思う存分遊ぶ環境があれば、<br />
大人はそれをいつまでも残そうと思うことでしょう。</p>

<p>十文字さんは、舞岡での公園づくりを続けていく中で、<br />
里山での暮らしの原点に立ち返りたいと思ったそうです。<br />
地方を後にして横浜に大量に人がなだれ込んでくる。<br />
逆に、多くの人が流れ出ていく地方はどうなっているのか、<br />
この目で確かめてみたいと思って、<br />
そこで、都市の中に計画的に残された里山型公園を離れ、<br />
「日本の縮図」とも言われる佐渡島に移り住んだのです。<br />
そこには、貧しくても豊かな自然と、<br />
隣近所が助け合う人びとがいると考えていたのかもしれません。<br />
しかし、すでに里山とともにある暮らしは非常に早い速度で消えつつあり、<br />
それを受け継ぐ人ことが難しくなっています。<br />
むしろ、都市近郊であれば、山崎の谷戸のように、<br />
里山とともにあった暮らしを新住民が記録に書き留めて、<br />
市民参加型の公園で残している例があるのに対して、<br />
佐渡においては、新しく活用することもできずに<br />
手の入らなくなった広大な里山がある。<br />
高度経済成長期に地方から都市へと人びとは移動し、<br />
燃料革命によって価値を失った里山は放置されました。<br />
佐渡の里山は、この成長期の裏側を象徴しているとも言えます。<br />
そのことを踏まえて十文字さんは、<br />
現在の都市近郊では、高度経済成長期に会社勤めをし、<br />
退職後の余暇で里山に向き合っている人が多いのではないかと<br />
刺激的な問いを投げつけました。</p>

<p>この問いは、私に活動の原点を見つめなおす機会となりました。<br />
かつて、このコラムで私は、なぜ里山とかかわるようになったのか、<br />
その経緯を自分の過去を振り返りながら確かめましたが、<br />
そのことを思い起こさせることになりました。<br />
そう、私の活動の原点は、貧しい里山への愛憎だったのです。<br />
座談会のさなか、そんなことを考えて、<br />
少し議論が深みにはまりかけたとき、<br />
相川さんから「松村さんはネガティブに考えるタイプ？」と言われ、<br />
それがNORAの問題として捉えてほしくなかったので、<br />
最後にはポジティブな方向に議論を持っていきました。<br />
しかし、時代から置いていかれた里山をどうにかしようとしている<br />
という意味では、明らかにネガティブなものに共感しています。<br />
これは私の活動の原点なのです。</p>

<p>実は、「ネガティブ」の言葉が出たとき、<br />
私は2007年6月に東大安田講堂で開かれた<br />
公開自主講座「宇井純を学ぶ」を思い出しました。<br />
そのとき、若い友人が、<br />
「ポジティブは残る、ネガティブは消えていく」と言いました。<br />
つまり、ネガティブな公害は忘れられ、<br />
ポジティブな環境学が（東大で）盛んになったことを鋭く指摘しました。<br />
貧しい里山は消え、里山学の研究は盛んになり、<br />
楽しい保全活動は残るのでしょうか。<br />
冒頭に上げた本などは、そういう証左かもしれません。</p>

<p>なかなか、話がまとまらないのですが、<br />
私の原稿が上がらなくてメルマガを配信できないといけないので、<br />
この辺でやめておきます。<br />
ともあれ、いろいろと考えるべきテーマをいただけた座談会でした。<br />
ご登壇くださった寺川さん、相川さん、十文字さんに、<br />
ここであらためてお礼を申しあげて、今回のコラムを終えます。</p>

<p>（松村正治）</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>如月</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/satoyama_koyomi/post_4.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2009:/satoyama//2.220</id>

    <published>2012-02-01T13:55:35Z</published>
    <updated>2012-01-31T14:24:46Z</updated>

    <summary>　節分には、家の入口などで炒った大豆をまき家内安全を祈る。豆まきの「まめ」は魔が...</summary>
    <author>
        <name>サイト編集1</name>
        
    </author>
    
        <category term="001里山ごよみ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        <![CDATA[<p>　節分には、家の入口などで炒った大豆をまき家内安全を祈る。豆まきの「まめ」は魔が滅するの意味。陰暦の大みそかの時期と重なるため、正月と同じように節分も年が改まる気持で迎える。</p>

<p>　初午は2月初めの午（うま）の日、稲荷（いなり）の祭日。稲荷神社に幟を立て、わらでつくったツトックに小豆飯・油揚げ・めざしをのせてお供えし、五穀豊穣を祈る。</p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>今日のできごと　16</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/007/16_3.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2012:/satoyama//2.1624</id>

    <published>2012-02-01T02:16:59Z</published>
    <updated>2012-01-30T02:18:14Z</updated>

    <summary>　今日もこちらは雪です。パソコン仕事をしていると、床からしんしんと寒さが伝わって...</summary>
    <author>
        <name>NORAプロジェクト</name>
        
    </author>
    
        <category term="007和歌山県高野町富貴暮らし" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        <![CDATA[<p>　今日もこちらは雪です。パソコン仕事をしていると、床からしんしんと寒さが伝わってきます。<br />
　横浜から富貴に来て2年近くが経ちました。きっかけは、NORAの理事長松村さんと、研究員の吉武さんとお昼ご飯を食べながらのひょんな雑談。高野山が何県にあるかも曖昧で、和歌山県には足を踏み入れたこともありませんでした。<br />
　2年前には全く関わりもなく、もちろん知らなかった方たちに温かく受け入れて頂き、一緒に過ごし、活動をし、また横浜から遠路はるばる来てくれた友人たちが、こちらの地域の方と交流し一緒に飲み、笑い...。縁や出会いとは本当に不思議で、幸福なものであるとしみじみ思った2年間でした。いやいや、2年間を振り返るにはまだまだ早い。しばらく頭と気持ちの整理期間として、3月4月号はお休みさせていただきます。<br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>第４１回　共同耕作のワケマエ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/004/post_178.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2012:/satoyama//2.1635</id>

    <published>2012-01-31T18:46:39Z</published>
    <updated>2012-02-01T01:42:46Z</updated>

    <summary>今朝のヨーグルトは・・・うん、煮りんごかぁ。 ふふ。 あれ、サツマイモも入ってい...</summary>
    <author>
        <name>NORAプロジェクト</name>
        
    </author>
    
        <category term="004いしだのおじさんの田園都市生活" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        <![CDATA[<p>今朝のヨーグルトは・・・うん、煮りんごかぁ。<br />
ふふ。<br />
あれ、サツマイモも入っているね。美味いなぁ。<br />
谷っ戸ん田のサツマイモ、これが最後よ。<br />
ええーっ、もう終わり？<br />
「もう」じゃないでしょ。4ヶ月近くあったんだから。<br />
そりゃそうだ。<br />
けっこう食べたよね。<br />
天ぷらもおいしかった。<br />
子どもたちが喜んでパクパク食べた。<br />
芋掘りを楽しんだの、思い出しながら？<br />
いい経験ができているよね。<br />
職場にも持っていったし、おすそ分けもたくさんできた。<br />
大学芋も持っていったよね。<br />
サトイモもうけたよ。<br />
親芋、みんなが知らない美味しさでね。<br />
わが畑の芋です、なんてね。<br />
鼻高々。<br />
そうかぁ・・・もう、これで終わりかぁ。<br />
さみしい？<br />
うーん、次に食べられるのは来年だ。<br />
来年？<br />
また、耕して、植えて、草とって、秋に収穫。<br />
お芋なら買えばいいじゃない。<br />
まぁ、そうだけど・・・サツマイモなんてめったに買わないよね。<br />
作るからこそ食べるってかんじ？<br />
百姓は買ったものは大きな口あけて喰えないんだよ。<br />
百姓じゃないじゃない。<br />
いや、気分は百姓なんだよ。<br />
それに、これだって買ったんでしょ。<br />
まぁ、お金払ったけれど・・・それは経費を精算したんだよ。<br />
１kg100円が経費？<br />
まぁ、アバウトにそんなところだね。<br />
人件費は関係ないの？<br />
谷っ戸ん田の作業は労働じゃないから。<br />
じゃあ何なの？<br />
趣味というか・・・<br />
遊び？<br />
いや、遊びじゃないよ。<br />
やらないといけない仕事？<br />
そうでもあるね。作物は生き物だからね。<br />
そうでしょ。<br />
自然はこちらの都合に合わせてくれない。<br />
うんうん。<br />
育てる責任もあるけど、でも、楽しみこそモチベーションだよ。<br />
ツライ作業もあるでしょ。。<br />
ツラクテモ、仲間がいれば楽しい。<br />
ええー、ヤセガマン。<br />
一人じゃぁできないけど、仲間がいるからこそできる。<br />
そりゃそうでしょうけど・・・<br />
だから、楽しい。<br />
でも、来ない人もいたり・・・<br />
俺もけっこう休んでいる。<br />
休んでもワケマエは同じなの？<br />
「ワケマエ」かよ。<br />
不適切な表現でしょうか？<br />
まぁ、似たような団体で参加回数で分配を決めているところもあるよ。<br />
分かりやすいんじゃない。<br />
でも、そうすると「労働」になっちゃうから・・・<br />
あくまで「楽しみ」にしたいんだ？<br />
作物に対する責任、仲間との共同（協働）の責任は感じていたい。<br />
それを労働といわない？<br />
いや、労働というと対価に直結するような・・・<br />
でも、「楽しみ」だけでは無理があるし・・・<br />
まぁ・・・う～ん、そこが整理できないんだよ。理屈にならない理屈、かなぁ。<br />
みなさんは納得しているの？<br />
何？<br />
分配方法。<br />
なんかしっくりいかない部分もあるような・・・<br />
そう。<br />
買って帰るのは抵抗もあるようだよ。<br />
どうして？<br />
お店みたいだからかなぁ？<br />
自分たちで作ったのに、って感じ？<br />
そうだろうね。<br />
でも、お店よりずいぶん安いよね。<br />
安いとか高いとかの問題じゃないんだけど・・・<br />
主婦ならば安い方がいいでしょ。<br />
味噌なんか１kg200円だから、めっちゃ安いよ。<br />
そうね。<br />
５倍近い価値があるよ。商売ができるよ？<br />
する？<br />
いやいや、話がおかしくなっているよ。<br />
どうしてもモウケも考えちゃう。<br />
でも、味噌はけっこう余ったんだよ。<br />
価値がわからない？<br />
いや、持ち帰っても置き場所にも困るんじゃないかな。<br />
芋もそうだったね。<br />
車に置いておいて傷んじゃったのもあった。<br />
保管場所があれば、もっとあってもよかったけど・・・<br />
蔵でもあればね。ははは。<br />
蔵があったら1年分のお米が欲しいなぁ。<br />
それだけ作るのはタイヘンだよ。<br />
草取りも何倍もしなきゃならない？<br />
まぁ、単純に2倍の米を収穫するのに2倍の作業量ではないけどね。<br />
作業量と収穫量が単純に比例しないの？<br />
そこがまたオモシロイところだよ。<br />
味噌やお米は腐らないけど、すぐに傷む野菜はどうするの？<br />
何が？<br />
だからぁ、ワ・ケ・マ・エ。<br />
こだわるね。<br />
すっきりといい方法はなかなかないでしょ。<br />
うん、その日に分けてしまったほうがいいモノを分けることはあるよ。<br />
ただで？<br />
そういうこともある。<br />
あったね。このあいだの大根。<br />
そうすると、その日に参加できなかった人に申し訳ない。<br />
いないなら仕方ないじゃない。<br />
でも、持って帰る人よりよっぽど生産に貢献していたかもしれない。<br />
ほら、それはやっぱり野菜を労働の対価とみているような言い方。<br />
そうかなぁ。<br />
どうしてもそうなるんじゃない。<br />
それを乗り越えたいんだよ。<br />
はぁ？<br />
作業は楽しみ、作業と分配はそれぞれ別と考えたい。<br />
強引ですね。<br />
だから、持ち帰りは経費の負担であって・・・<br />
その経費には労働は含めない。<br />
労働じゃないから・・・<br />
経費の出し方は明確なの？<br />
いやぁ、種代、肥料代とまぁ燃料や道具をのせても葉物なんてほんのわずかで。<br />
あーあ。<br />
・・・<br />
んー、スッキリはしないですねぇ。<br />
・・・<br />
・・・<br />
能力に応じて働き、必要に応じて分配する・・・<br />
え？ゼンゼンわかんない・・・<br />
（つづく）</p>

<p>（いしだのおじさん＠三鷹）</p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>第39回　釜飯仲間・おこげのお話</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/005/39_1.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2012:/satoyama//2.1628</id>

    <published>2012-01-30T15:45:27Z</published>
    <updated>2012-01-30T15:48:36Z</updated>

    <summary>　ＮＯＲＡの１０周年企画「横浜発・里山がつなぐ地域と未来」は、１月２２日（日）フ...</summary>
    <author>
        <name>NORAプロジェクト</name>
        
    </author>
    
        <category term="005釜飯仲間・おこげのお話" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        <![CDATA[<p>　ＮＯＲＡの１０周年企画「横浜発・里山がつなぐ地域と未来」は、１月２２日（日）フォーラム南太田で、１２５名の参加者を得て開催できました。</p>

<p>　スタッフとして参加した皆さん、貴重な時間をやりくりして駆けつけてくださった皆さん、当たり前のことですが、１２５名の、１２５通りの思いと事情を重ねて１０周年企画を実現できたのだな、と思います。１２５名だけではありません。当日参加できなかったけれど、強い思いを寄せてくれた人々に支えられています。ことさら、こんなことを思うのは、「ＮＯＲＡ」だから。</p>

<p>　人々の暮らしとともにあったかつての里山は、すでにないかもしれない。私たちが少しでも蘇らせたいと願っても、生活様式の激変した現代からみれば、それは、きわめて困難なのだとも思います。それでも、「里山」にこだわり、「里山とかかわる暮らしを」求め、広げたいと願うのは、私たちの大切な人たち、愛する人たちの幸せが、その先にある、と信じるからです。</p>

<p>　ＮＯＲＡという、人々の輪の中で日々を過ごせることの幸せを思います。</p>

<p>　「みんなが子育てする社会は、未来を真剣に考える社会」２２日のシンポジウムでの、相川明子さんのお話に強く賛同します。</p>

<p>　５０年後の日本の人口は８５００万人に減少し、６５歳以上が４０％をしめる、という予想が報道されました。５０年後、私は、確実にこの世に存在していません。が、２２日の「はまどま」コーナーに来てくれた生後９ケ月の"ことね"ちゃんの、未来です。「はまどま」に、お話の会や、食事会に来てくれる子どもたち、野菜市を、親以上に楽しみにしてくれている子どもたちの、未来です。</p>

<p>　私は、彼ら彼女らの未来に、共に"生かして"もらえるよう、今日を生きてみたい。</p>

<p>【おもろ童子】<br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>切り絵</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/002/post_177.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2012:/satoyama//2.1634</id>

    <published>2012-01-30T14:06:32Z</published>
    <updated>2012-01-31T15:05:49Z</updated>

    <summary> 晴れわたる冬空に 切り絵のように映える裸木が清々しくて。 suzuki.37...</summary>
    <author>
        <name>サイト編集1</name>
        
    </author>
    
        <category term="002ひねもす里山" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        <![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="s-0044.jpg" src="http://nora-yokohama.org/satoyama/s-0044.jpg" width="320" height="240" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>晴れわたる冬空に<br />
切り絵のように映える裸木が清々しくて。</p>

<p>suzuki.37</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>寄り道8　NORAの10年をふりかえる（2）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/003/nora102.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2012:/satoyama//2.1608</id>

    <published>2012-01-04T12:31:43Z</published>
    <updated>2012-01-05T01:36:54Z</updated>

    <summary>先月に続き、1月22日（日）NORA10周年記念フォーラムに向けて、 これまでの...</summary>
    <author>
        <name>NORAプロジェクト</name>
        
    </author>
    
        <category term="003雨の日も里山三昧" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        <![CDATA[<p>先月に続き、1月22日（日）NORA10周年記念フォーラムに向けて、<br />
これまでの10年間の活動内容をふりかえります。<br />
前回は、NORAの5つの活動分野（ヤマ、ノラ、ムラ、ハレ、イキモノ）<br />
のうち、「ヤマ」にかかわる活動をまとめましたが、<br />
今回のコラムでは、それ以外の活動、<br />
特に「ノラ」「ムラ」にかかわる活動をふりかえります。</p>

<p>設立当初のNORAは、おもに森林・樹林地と人びとをつなぐ<br />
中間支援のような仕事を中心におこなっていました。<br />
おもに行政からの受託事業、行政との協働事業の中で、<br />
横浜市内・神奈川県内の各地で講座・研修等を開き、<br />
多くの市民を巻き込み、協力をいただきながら、<br />
森づくり活動団体の組織化をお手伝いしてきました。<br />
そうした中で、生産者と消費者をつなぐ仕事を長年経験してきた<br />
現在の副理事長と出会いました。</p>

<p>もともと、NORAは里山全域とかかわりながら、<br />
現代のライフスタイルを考え直し、<br />
変えていくことを志向していました。<br />
ただし、ムラ（集落）-ノラ（農地）-ヤマ（林野）の中では、<br />
土地を持たない市民・NPOでもヤマには関わりやすかったの、<br />
まずは林地と市民をつなぐ活動を進めてきたのです。<br />
燃料革命以降、山林の多くは実用的な価値を失い、<br />
土地所有者は手を入れられなくなっていたので、<br />
そのスペースで市民は保全活動に関わることができました。<br />
しかし、農地については、一般市民の利用が制限されていたことや、<br />
（2009年の改正農地法により、現在はNPOも農地を賃借できますが）<br />
林地と人びとのコーディネートで手一杯だったこととなどから、<br />
農との関係を深めることができませんでした。<br />
NORAとして、そうした課題を潜在的に抱えていたところに、<br />
前の職場を辞めて、生産者限定で神奈川産野菜の行商を<br />
始めるというパートナーと出会えたので、<br />
協力を呼びかけた結果、事務所前で定期市を開けるようになりました。<br />
このことが一つのきっかけになり、<br />
NORAとノラとの距離が近づいていったように思います。</p>

<p>街中で野菜を買うというところから、<br />
神奈川の農業のこと、里山のことを考える。<br />
そうなるのは理想的かもしれませんが、<br />
都市の住む人びとにとって、<br />
目の前に並べられただけの野菜は雄弁とは言えません。<br />
野菜がどのように畑で育つのか知らないことが多いので、<br />
見ただけでは、その価値をくみ取れないのです。<br />
なぜ、この野菜は高いのか／安いのか、<br />
なぜ見た目が悪いのか／良いのか、<br />
生産者が何を大事にしてこの野菜を作っているのか、<br />
どのように食べたらよいのか。<br />
街中で地産地消の意義を伝える場合、<br />
こうした疑問にその場で説明できる、<br />
伝えることのできるスタイルが求められます。</p>

<p>定期的に事務所前で野菜市が開かれるようになり、<br />
NORAのメンバーは、神奈川の農業のこと、<br />
地域社会のことを知り、学ぶ機会が増えました。<br />
そして、生産者が丹精込めてつくった野菜の美味しさと出会い、<br />
その体験をほかの人にも伝えようという思いが募りました。<br />
こうした経験をもとに、2005年からは年に1～2回、<br />
伊勢佐木町商店街のイベント開催時などに、<br />
神奈川産の農産物や加工品を販売する「地モノ市」を始めました。<br />
この背景には、農業の問題とは、農家だけの問題ではなく、<br />
むしろ都市住民の問題であると捉えていることがあります。<br />
だから、そうした問題意識を持つ市民が、<br />
同じように食料生産を農家に預けている市民に対して、<br />
地元の産物を利用する意味を伝えたいと考えたのです。</p>

<p>また、意欲的な会員の中には、野菜を買うだけではなく、<br />
実践的にノラに関わりたいという者が出てきました。<br />
そして、ときどき仲間を募って、<br />
休日の朝早くから農作物の生産現場へ赴き、<br />
農家のお手伝いを通して、<br />
自然と暮らす知恵・技・考え方を学ぶようになりました。<br />
さらに、この頃、事務所のあるビルに部屋を借りて住んでいる<br />
独身会員が多かったことから、<br />
ときどき野菜をメインにした料理を一緒に作り、<br />
同じ釜の飯を食べる食事会が開かれるようになりました。<br />
食事会を重ねていくうちに、<br />
街の中に食を通した新しいコミュニティができるという<br />
たしかな手応えを感じるようになりました。</p>

<p>ところがこうした活動が広がっていく反面、<br />
次第にNPOとしての経営は難しくなっていきました。<br />
2005年頃、それまで続けてきた5年間の協働事業が期限を迎えたほか、<br />
入札条件の変化に伴い、自治体からの委託事業を取りにくくなり、<br />
収入が急激に減る傾向が見られたのです。<br />
また、多くの委託事業を担当していた当時の副理事長が体調を崩し、<br />
一人に仕事が集中している体制に無理が生じていました。<br />
そこで、あらためてビジョンを明確にし、<br />
活動方針を再考することが課題になりましたが、<br />
運営メンバーの間で意見の相違が見られ、まとまりませんでした。<br />
常勤職員を減らすなどして対応しながらも方向性が定まらないため、<br />
パナソニックNPOサポートファンドを得て、<br />
自主事業を強化して委託事業だけに頼らない自立した体制をつくる<br />
基盤強化事業を進めることになりました。<br />
（→<a href="http://panasonic.co.jp/citizenship/pnsf/report/satoyama/"><u>助成事例レポート</u></a>）<br />
具体的には、専門家のアドバイスを受けながら中長期計画を策定し、<br />
それに連動した広報戦略をつくるというものでした。<br />
そのための話し合いを重ねるうちに、<br />
現状の運営メンバーを中心として、これまでの予算規模の活動を<br />
維持することは困難という結論になりました。<br />
そこで、2008年に理事会は事業の縮小という決断を下し、<br />
会員に向けて次のようなメッセージを伝えました。</p>

<p><small><blockquote>これまでは、スタッフの熱意と資質を生かしながら突っ走って<br />
まいりましたが、次の段階へと着実に足を進めるためには、<br />
いったん活動を小さくゆっくりとする必要があるようです。<br />
今後は、今までの活動で培った経験、人とのつながり、<br />
さまざまな会員の知恵や技などを活かしながら、<br />
あらためて里山（農、みどり）を舞台に公共的な活動を<br />
展開していきたいと考えております。</blockquote></small></p>

<p>常勤職員を雇わないこととし、事務所も閉鎖することを決め、<br />
総会でもいったんは了承されました。<br />
しかし、その後、事務所を残したいという会員の声が出てきました。<br />
当時、同じビルの上の階に数人の会員が住んでいたこともあり、<br />
事務所は、しばしば会員が集まって話をしたり食事をとったりする<br />
サロンとしての機能を果たしていました。<br />
そういう居場所が街の中に必要であると感じていた会員が声を上げると、<br />
相次いでその意見を支持する会員が現れ、<br />
議論を尽くした結果、当面は会員有志が寄附金を出し合い、<br />
自主的な活動を展開しながら、自立的な運営をめざすことになりました。<br />
それまで運営にまで関わっていなかった一般会員が、<br />
NORAの経営状態が厳しいことを知って相次いで運営会員となり、<br />
力を合わせて組織を引っ張っていくことになったのです。<br />
こうした動きをもとに、検討中だった中期計画や広報戦略も<br />
はじめから練り直すことになりました。<br />
理事会の構成は実際に活動に関われるメンバーに一新し、<br />
かつて事務所だったスペースでは「はまどま」<br />
（「横浜の土間」の意味）という名称を掲げ、<br />
会員有志から構成される運営委員会が<br />
自主活動を展開していくようになりました。<br />
また、ホームページやそれと連動するメールマガジンも、<br />
多くの会員が参加してつくる方式に変更しました。<br />
NORAは設立当初の段階から次の段階へと、<br />
すなわちセカンドステージへと移行したのです。</p>

<p>常駐事務局員を中心に活動していた頃と比べると会員数も増え、<br />
多くの会員がNORAの一員として積極的に動くようになり、<br />
その結果、自主的な活動の幅はぐんと広がりました。<br />
特に、「はまどま」を拠点にしたプロジェクトでは、<br />
その場所を「街中の里山の入り口」として活用するために、<br />
さまざまな角度からプログラムを展開してきました。<br />
従来からおこなってきた野菜市や食事会は<br />
「はまどま」プロジェクトの1つに位置付けたほか、<br />
イラストレーターや元劇団員など、会員の特技を生かして、<br />
現在では、「野を描く」「もったいないから竹細工」<br />
「お話の会＝はまどま劇場」などを定期的に開催しています。<br />
また、もともと事務所のための空間だったので、<br />
「まちづくり市民財団」の助成を得て、<br />
使い勝手が良いように改修したり、備品を揃えたりしました。<br />
（→<a href="http://www.machi-f.or.jp/official-organ/2010/03/03/docs/machi_vol18.pdf.pdf"><u>事業紹介</u></a>）<br />
2010年4月には、地元の宮宿花一・二丁目町内会に入会し、<br />
地元のお祭りに積極的に参加するなど、<br />
地域コミュニティとの関係を深めています。<br />
こうした動きが、里山をテーマにしたコミュニティづくりという<br />
NORAの「ムラ」事業を引っ張っています。</p>

<p>「ノラ」事業にも大きな展開がありました。<br />
会員が交流のある生産者を訪ねて野を良くする仕事に関わる<br />
「NORAの野良仕事」を定期的に実施するようになりました。<br />
また、社会的引きこもりやニートと呼ばれる若者の社会参加<br />
・就労支援策として始まった「ヨコハマで農業体験」は、<br />
土にふれたい、野菜づくりに関わりたいという市民にも<br />
ニーズのある活動として定着しています。<br />
さらに、2011年からは、お世話になっている横浜の生産者と<br />
休耕地約3反について農地維持管理契約書を交わし、<br />
農地の管理作業をおこなうことになりました。<br />
この活動から、野菜の収穫を体験したいという<br />
近くにある高齢者福祉施設や若い親子などとも<br />
関係を深めることができました。</p>

<p>「ヤマ」事業についても、進展が見られました。<br />
2004年から、月に1回程度、川井緑地をフィールドとして、<br />
森づくり活動を続けていましたが、<br />
定期的に実施することができず、市民を巻き込みにくい状況でした。<br />
それが、セカンドステージへの移行から、<br />
毎月2回第2・第4日曜日に「NORAの山仕事」として、<br />
実施するようになり、着実に活動を進めてきたことは、<br />
前回のコラムに書いたとおりです。</p>

<p>さらに、付け加えておきたいのは、<br />
「イキモノ」事業として、2010年10月に名古屋で開催された<br />
生物多様性条約第10回締約国会議（COP10）にあわせて、<br />
地球環境パートナーシッププラザの連携団体として<br />
会議期間中に出展したことです。<br />
日頃、里山保全、地産地消、コミュニティづくりという<br />
比較的ローカルで身近に感じやすい活動を実践していますが、<br />
それが生物多様性保全というグローバルな問題とも<br />
繋がっているはずです。<br />
NORAは、横浜という地域に足場を持って活動していますが、<br />
都市と農村は切り離して考えられず、先進国と途上国も同様です。<br />
横浜という都市に視点を持ちつつも、<br />
そこに閉じこもらない、広がりのある理念を持ち、<br />
活動を展開していくことが大切だと思います。</p>

<p>ざっとNORAの10年をふりかえりましたが、<br />
ここに書けないことも含めて、いろいろありました。<br />
これは個人的にふりかえった10年の概略なので、<br />
記憶違いのこと、書くべきなのに書いていないことなど、<br />
たくさんあるはずです。<br />
記憶が薄れないうちに、仲間の協力を得て、<br />
きちんとした10年史をまとめたいと思っています。</p>

<p>（松村正治）<br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>睦月</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/satoyama_koyomi/post_3.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2009:/satoyama//2.202</id>

    <published>2012-01-01T12:57:33Z</published>
    <updated>2011-12-26T12:44:47Z</updated>

    <summary></summary>
    <author>
        <name>サイト編集1</name>
        
    </author>
    
        <category term="001里山ごよみ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>第40回　ＴＰＰとな～に谷っ戸ん田　その２</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/004/40.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2011:/satoyama//2.1606</id>

    <published>2011-12-31T14:52:05Z</published>
    <updated>2011-12-31T13:21:32Z</updated>

    <summary>な～に谷っ戸ん田５年目の年の瀬、 最後の活動日は恒例のもちつきだった。 20人ほ...</summary>
    <author>
        <name>NORAプロジェクト</name>
        
    </author>
    
        <category term="004いしだのおじさんの田園都市生活" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        <![CDATA[<p>な～に谷っ戸ん田５年目の年の瀬、<br />
最後の活動日は恒例のもちつきだった。</p>

<p>20人ほどの大人と6人の子どもが集った。<br />
大人の7割は設立時からの仲間。<br />
毎年のもちつきで身のこなしが板についてきている。<br />
子どもは、6人中4人が今年加入。<br />
3年生3人、2年生1人、幼稚園2人。<br />
広い自由空間をニギヤカに走り回る。</p>

<p>前日の準備でひやかした米は約30kg。<br />
（前日準備のみなさん、ありがとうございます）<br />
今年初めて、自分たちで作付けて収穫したもち米だ。<br />
昨年まではコシヒカリと赤米を作付けていたが、<br />
今年は、話し合いで、「もちつきの米を自分たちで」<br />
となり、赤米を休み、もち米を植えた。<br />
これまで、もち米は園主から提供してもらっていた。<br />
園主は1町5反以上の田んぼにいろんな米を作付けている。</p>

<p>園主の小屋の前に石臼を設える。<br />
少し離れたところにへっついを二つ。<br />
小高い丘の上の広々とした会場。<br />
周囲から独立した空間なので、<br />
我々は近くの車の往来を意識しないし、<br />
近隣もこちらが出す煙も気にならない。<br />
とても恵まれた場を使わせてもらっている。</p>

<p>薪は雑木林に無尽にある。<br />
今年は特に多い。<br />
台風と低気圧が木を倒し枝を散らしていったから。<br />
前の週にその一部を拾い集めた。<br />
私はチェーンソーで倒木を刻み、小3の坊主に運ばせた。<br />
それらはまだじゅうぶん乾いていないから、<br />
燃やすと燻される。<br />
だが、私は自分が焚き火臭くなるのが好きだ。</p>

<p>もちつきが始まると気持ちが浮き立つ。<br />
「コーフンするんですよ」と、<br />
若い頃は自慢と冗談半分で言っていたが、本当だ。<br />
なぜだろう。<br />
仲間たちも笑顔が広がり、声が大きくなる。<br />
そういうものだ。</p>

<p>今年から臼が石臼になった。<br />
園主が世田谷の知り合いの農家から譲り受けたそうだ。<br />
「捨てるなんて言っていたから」とのこと。<br />
園主のネットワークや世田谷の農業の状況など<br />
あれこれ気になったが、<br />
それ以上は聞かずに想像・・・</p>

<p>杵は下ろすときでなく持ち上げるとき力を入れるものだ。<br />
そして、重力を利用してもちの中心に落とす。<br />
落としたら跳ね返らないように止める。<br />
これらの動作で肝心なのはあくまで足腰。<br />
腕力でナントカシヨウとしてはイカン。<br />
と、ことばで解説しても始まらないが・・・<br />
農の技は目でわかり、身体でおぼえるものだ。</p>

<p>よく蒸したもち米はつき始める前にこねる。<br />
杵でこすりつぶすようにする。<br />
これが実はつくよりもキツイし難しい。<br />
しかし、役得がある。<br />
「半殺し」を食うことができる。<br />
米からもちになる途中のぼたもち状態。<br />
こいつが美味いので、つまみ食いをするのだ。</p>

<p>そして、つき始めると手返しが要る。<br />
このペアのリードをするのは基本的には手返し、<br />
だと、思う。<br />
私はそうしている。<br />
今年は、3組の夫婦がペアを組んでもちをついた。<br />
うん、楽しく見せてもらった。</p>

<p>大人が楽しみながら杵を振るっていれば、<br />
子どもたちも「ヤリタイ」「ヤラセテ」だ。<br />
子ども用の杵はない。<br />
大人に手伝ってもらいながら、つく。<br />
一人でつける3年生もいる。</p>

<p>つきあげたもちは、伸しもちにし、食べるのは一部。<br />
餡、黄粉、辛味、納豆、海苔では、海苔が人気だ。<br />
大福をつくるのも楽しい。<br />
伸しもちはなかなか均等な厚みにならない。<br />
だが、それも、いや、それこそ、手作りの妙味。<br />
やっていくうちにいい形になる。<br />
タカラモノのおみやげができる。</p>

<p>30kgの米を12臼でついて、伸しもちは20枚。<br />
一通り終わったら乾杯だ。<br />
すでに迎え酒を始めている御仁も・・・<br />
運転のある何人かはノンアルビー。<br />
昨年などはそのまま忘年会にしたが、<br />
今年は別に地元野菜のイタリアンで忘年会を済ませている。</p>

<p>谷戸で蜂蜜を採っているｗさんが鹿肉を差し入れてくれた。<br />
ときに自分で撃った猪肉などくれる方だが、今回はエゾ鹿。<br />
熾を並べ、網焼きにしていただく。<br />
もちをぱくついていた子どもたちが肉に群る。<br />
私がオカワリをした豚汁は子どもには不人気。<br />
自分たちの里芋、大根、白菜が入っているのに・・・<br />
まぁ、食べたいものを食べればいい。</p>

<p>自分たちの米、野菜、味噌・・・<br />
春夏秋冬と自然の中で仲間と過ごしてきた。<br />
かけがえのない谷戸の自然。<br />
そして仲間。<br />
ここにある時間そのものが宝。</p>

<p>これがTPPへのな～に谷っ戸ん田の回答・・・<br />
だ、と言っても、<br />
ワケガワカンナイ、ですか?</p>

<p>身近な自然と共にあり、<br />
そこで農作物ができていく過程に寄り添う、<br />
そして仲間と美味しくいただく。<br />
そんな生き方・・・</p>

<p>効率的な生産をする経営体による農業ビジネス、<br />
それも必要かもしれない。<br />
しかし・・・<br />
あえて小さな農に手間をかける。<br />
そんな｢市民の自給｣こそ大事にしたい。</p>

<p>（いしだのおじさん＠三鷹）<br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>第38回　釜飯仲間・おこげのお話</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/005/38_1.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2011:/satoyama//2.1605</id>

    <published>2011-12-31T06:27:16Z</published>
    <updated>2011-12-31T06:30:49Z</updated>

    <summary>　仲間と話していました。 　「はまどま」が地域の人たちの集う場になるといいよねえ...</summary>
    <author>
        <name>NORAプロジェクト</name>
        
    </author>
    
        <category term="005釜飯仲間・おこげのお話" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        <![CDATA[<p>　仲間と話していました。</p>

<p>　「はまどま」が地域の人たちの集う場になるといいよねえ。子どもたち、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん・・。老人会で「朗読」させていただいた時、Hさんに「あら！あなたが朗読を？」って笑顔で声掛けられてうれしかったなあ。Hさんのように、皆さんが「はまどま」を訪ねてくださるように新年もがんばりましょうね!<br />
 <br />
　２０１１年１２月３１日。「忘れたい年、忘れられない年、忘れてはならない年」とラジオから聞こえてきた師走。今日は大晦日の午後2時。実は、このコラムの〆切りを二日も超過しています。編集・送信作業をするMさんには大変申し訳ない! ならばいっそ、大晦日ならではの「はまどま」と、その周辺の点描！・・・と思って外に出たら、そこにＨさんが！</p>

<p>「今、噂をしてたのですよ!」<br />
と中に招きいれ、<br />
「よかった! 会えて。今年は最後の最後までお世話になったわねえ」<br />
「こちらこそ！」</p>

<p>　NORAが町内会に加入してまもなく2年。ご町内とその周辺に顔見知りの方が次々と増えました。</p>

<p>　「はまどま」の前の道の真ん中に出て周辺を見回すと、この道で出会った人々の姿がよみがえります。町内の皆さんが、この道を西に向かったのは秋でした。NORAの「かっちゃん」こと勝野真美（まさみ）さんがデザインを担当した町内会揃いのＴシャツはエンジと紺色の二種類で桜の花の柄。そのTシャツを着て宮宿花一・二丁目町内会は連合町内会の運動会「健民祭」で大奮闘でした。</p>

<p>　「はまどま」前の道を、東にまっすぐ行くと、首都高速の橋げたがあり、行きかうトラックの屋根だけが見えています。この橋げたを、ライトアップで彩った蒔田公園の「光のぷろむなぁど」に地域の皆さんが大勢集ったのは、つい2週間前のこと。</p>

<p>　NORAは竹細工チームが竹灯籠の灯りを披露。カメラを構えた人たちに囲まれ、撮影会のようでした。</p>

<p>　ブースでは、小型の卓上型竹灯籠と竹の一輪差しを販売し喜ばれました。町内会の屋台では販売スタッフに参加。そして撤収作業に加わりました。町内の役員の皆さんはここでも頑張っていましたが、やがて、暮れもおしせまってくると、年末の防災活動「火の用心」で町内を巡回です。</p>

<p>　何年ぶりかの、しっかり冷え込んだ夜中の道を拍子木の音と掛け声が近づいてきます。一昨夜は、町内会長はじめ顔なじみの皆さんが「はまどま」の灯りを見て訪ねてくださいました。嬉しいことです。</p>

<p>　DONDON商店街の「おむすび弁慶」さんは、２０１１年から始めた「朗読の夕べ」の仲間としてNORAの会員にも加わってくれました。昔を知る彼曰く、</p>

<p>　「蒔田公園はすっかり変わっていい公園になりましたねえ。木々が育って草花が咲いていて、子どもたちの遊具に小高い丘があって、隣接する大岡川への親水デッキはカヌーの船着き場にもなって。ほんとにいい公園になりました。」</p>

<p>　人口３７０万人の横浜市は日本の総人口の３％近くが暮らし、市民一人当たりの樹林地面積は６㎡。特に「はまどま」のある南区の緑被率は市内最低だそうで。</p>

<p>　「はまどま」前の道からは蒔田公園の木々の梢もかいま見えます。その公園で、震災支援のフリーマーケットに参加したのは初夏でした。8月には、盆踊りに合わせて、竹の流しそうめんの装置づくりを協力させていただき、竹を組み立てるのに町内の男性陣と力を合わせることができました。ささいなことでも"一緒に作業をする"ことは、なにより心を通わせることにつながりますね。</p>

<p>　２０１２年になると、夏祭りでは2年ごとの「お神輿」が土曜日、日曜日に出ます。担ぎ手が足りず、特に土曜日には神輿を出せない年が続いたとか。今年のカレンダーは日程が微妙で正式決定の知らせを待たなければなりませんが、８月はNORAの総会もあり、日程を調整して神輿担ぎへの参加を呼びかけたいところです。</p>

<p>　「はまどま」のお向かいのIさんが町内の神輿を製作したお宅です。それはそれは見事な細工のお神輿です。お神輿は、Iさん宅前で、つまり「はまどま」前で停まります。冷たい飲み物を用意して待ち構えたいですね!</p>

<p>　夏まつりと言えば、蒔田公園で7月末に開かれる「南まつり」。ここでは盆踊りも開かれるはずです。みんなで「浜っ娘音頭」をデビューさせなければなりません！</p>

<p>　さらに9月には、やはり2年ごとの「町内会のバス旅行」があります。前回はバス3台で大井川鉄道への旅に参加しました。昼食のお寿司の食べ放題では、限られた時間でたくさんお寿司を注文するために同じテーブルの皆さんとまたたくまにチームワークができあがったのが忘れられません。楽しい旅でした。前々回はバス４台で静岡にいちご狩りだったとか。日帰りでも一緒に旅をすることも親しくなる良い機会ですね。日程が決まったら、NORAの会員・会友にお知らせします。ぜひ、一緒に行きましょう!</p>

<p>　「はまどま」は、２０１２年も笑顔が広がる楽しい企画を催していきます。皆様、どうぞお越しください。<br />
　<br />
【おもろ童子】<br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>夕闇に</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/002/post_176.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2011:/satoyama//2.1601</id>

    <published>2011-12-14T01:21:37Z</published>
    <updated>2011-12-29T01:48:23Z</updated>

    <summary> 土まみれの長靴と、 温かい湯気と、笑い声と、窓からこぼれる灯りと。 suzuk...</summary>
    <author>
        <name>NORAプロジェクト</name>
        
    </author>
    
        <category term="002ひねもす里山" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        <![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="s-0062.jpg" src="http://nora-yokohama.org/satoyama/2011/12/29/s-0062.jpg" width="240" height="320" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>

<p>土まみれの長靴と、<br />
温かい湯気と、笑い声と、窓からこぼれる灯りと。</p>

<p>suzuki.37</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>寄り道7　NORAの10年をふりかえる(1)</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/003/nora101.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2011:/satoyama//2.1589</id>

    <published>2011-12-01T11:19:01Z</published>
    <updated>2011-12-03T11:44:23Z</updated>

    <summary>来年1月22日（日）、NORA10周年記念イベントを、 フォーラム南太田で開催し...</summary>
    <author>
        <name>サイト編集1</name>
        
    </author>
    
        <category term="003雨の日も里山三昧" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        <![CDATA[<p>来年1月22日（日）、NORA10周年記念イベントを、<br />
フォーラム南太田で開催します。<br />
当日は、10年間の活動内容を紹介するとともに、<br />
これまでの成果と課題を確認し、<br />
3人の招待ゲストの方々と意見を交換しながら、<br />
これからの展望を示したいと思っています。<br />
ゲストとしてお招きするのは、<br />
十文字修さん（循環の島研究室［新潟県佐渡市］）、<br />
寺川裕子さん（<a href="http://www.satoyamaclub.org/"><u>里山倶楽部</u></a>［大阪府河南町］）、<br />
相川明子さん（<a href="http://nakayoshikai1985.blog14.fc2.com/"><u>青空自主保育なかよし会</u></a>、<a href="http://www1.ocn.ne.jp/~ya-yato/index.html"><u>山崎・谷戸の会</u></a>、［神奈川県鎌倉市］）。<br />
身近な地域の里山／谷戸の自然と文化を守りながら、<br />
現代の生き方・暮らし方を見つめなおす活動を長く続けられてきた方々です。<br />
その志の高さ、懐の深さ、発想の豊かさに、<br />
NORAはたえず刺激を受けながら活動を続けてきました。<br />
いずれ劣らぬ魅力的な3人にお越しいただくことになったので、<br />
来月の記念イベントが実りあるものとなるように準備しています。<br />
そこで、今回と次回のコラムでは、記念イベントに向けて、<br />
これまでの10年間の活動内容をふりかえることにしました。<br />
（なお、NORA設立までの経緯については、<br />
ウェブサイトに「<a href="http://nora-yokohama.org/noratoha/setsuritsu.html"><u>NORA設立の経緯</u></a>」として概略をまとめてあります。）</p>

<p>NORAは、1980～90年代に横浜市内において、<br />
里山保全活動をおこなってきたメンバーが集まって、<br />
2000年に団体を設立し、2001年に法人化しました。<br />
設立当初は、おもに森林・樹林地と人びとをつなぐ<br />
コーディネーターとしての仕事を、自治体から多く受託していました。<br />
たとえば、2001年度から始まった<br />
「かながわボランタリー活動推進基金21」にいち早く協働事業を提案し、<br />
「<a href="http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/49405.pdf"><u>市民による里山の保全と活用のシステムづくり</u></a>」（2001～05年度）を実施しました。<br />
この事業では、神奈川県内にある「手入れが必要な緑地」と<br />
「手入れにかかわりたい人びと」をつなぎ、<br />
ボランティアの力で緑地管理をしていく仕組みづくりをおこないました。<br />
1990年代半ば頃から個々のメンバーは、<br />
これと同様の仕事をしてきた経験があったので、<br />
NORAは設立当初から、県との協働事業に着手することができたのです。</p>

<p>しかし、すでにこの当時から、<br />
市民ボランティアと緑地をつなぐ事業には、<br />
次のような課題があると認識されていました。</p>

<p>１．無償ボランティアを前提としているため、<br />
　保全活動への参加者が高齢者層に偏りやすい。<br />
２．保全活動に伴って出てくる樹木等のバイオマスを<br />
　有効に活用できず、多くを林内に放置するしかない。<br />
３．市民による里山管理では、作業自体が目的化されやすく、<br />
　目標があいまいな場合は、生物多様性を高めているとも限らない。<br />
４．「弁当と怪我は自分持ち」というキャッチフレーズのもと、<br />
　団体としてのリスク管理がおろそかになりやすい。</p>

<p>これらのうち、特にNORAの初期は課題の１と２をリンクさせ、<br />
里山資源を有効に活用しながら収益を出すことができれば、<br />
そこに仕事が生みだすことができ、<br />
若者を引きつけることができるのではないかと考えました。<br />
この発想は、県との協働事業のサブタイトル、<br />
「ボランティアによる里山保全モデル事業<br />
・資源活用の仕組みづくり・里山経済圏の確立」によく現れています。<br />
しかし、里山の資源が経済的な価値を失って、<br />
人びとが手を入れなくなったという時代の流れに抗うことは難しかったです。<br />
それでも、この里山資源の活用という課題に対しては、<br />
その後も取り組み続けています。<br />
たとえば、横浜市の「環境まちづくり協働事業」に<br />
「大きな木プロジェクト」（2004～06年度）を提案して採択され、<br />
大きな広葉樹の伐採研修の後、美術館・職人・アーティストとの<br />
コラボレーションによって、樹木の活用法の開拓に努めました。<br />
また、環境省が2005年度に公募した「エコ・コミュニティ事業」<br />
（NPO等が地方公共団体と連携して行う循環型社会の形成に向けた取組）に<br />
「<a href="http://www.re-style.jp/bknbr/eco/03.html "><u>竹資源活用のための流通ルートづくり事業</u></a>」を提案して採択され、<br />
竹のリサイクルに向けた情報を整理しました。<br />
けれども、いずれも試験的に実施して終了し、事業化には至りませんでした。</p>

<p>こうした経験から最近では、<br />
里山の木材資源を商品としてお金を生み出す仕組みを考えるよりも、<br />
資源を有効に生かして社会に豊かなサービスが生まれることを示し、<br />
寄附金等を増やせないだろうかと考えています。<br />
たとえば、2008年度の「ヨコハマ市民まち普請事業」に提案した<br />
「<a href="http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/chiikimachi/machibushin/20/seibi/asahikoko.html "><u>森に隣接した旭高校外周道路のコミュニティ空間化</u></a>」では、<br />
NORAの活動場所である川井緑地から出る木材を活用して、<br />
緑地と高校との間にある外周道路を整備し、<br />
快適なコミュニティ空間をつくりました。<br />
また、今年度は横浜市の「みどりの夢かなえます事業」に<br />
「森づくり団体の製材お助け作業」を提案し採択されました。<br />
これは、間伐材の処理に困っている森づくり団体からの求めに応じ、<br />
移動型の製材機を現地に運び込んで、製材作業の指導や実施をおこなうもので、<br />
里山の資源を有効に活用しようとする試みは続けています。</p>

<p>次に、市民による里山管理の現場では作業自体が目的化しやすく、<br />
活動の目的・目標があいまいな団体が少なくないという課題についてです。<br />
市民による里山ボランティア活動に多くの参加者がかかわるようになり、<br />
グループ内での作業方針をめぐる問題が生じたり、<br />
地域社会とトラブルを抱えたりする例が目立つようになりました。<br />
これらは、関係者の間で合意形成に基づく計画が<br />
つくられていないことなどが、こうした問題の要因になっていました。<br />
特に最近の里山では、生物多様性という観点から保全することが<br />
社会的に求められるようになっていることから、<br />
木を伐ったり草を刈ったりという管理作業にも、<br />
目標を立てて進めていくことが、次第に必要となってきています。<br />
しかし、そうした社会的ニーズとかかわりなく、<br />
活動を進めている団体も少なくないと思います。<br />
こうした現状に対してNORAでは、<br />
2007年度に三井物産環境基金から助成を受け、<br />
「森づくりの舵取り技術（管理計画作成技術）を身に付ける<br />
～市民による森づくり管理計画コーディネーター養成講座と<br />
ガイドブックの作成」を実施しました。<br />
この事業では、森づくりの管理計画を調整する<br />
コーディネーターに必要なスキルを身に付ける連続講座を開催し、<br />
そこでのフィードバックを踏まえて、ガイドブックを作成しました。<br />
その成果が、昨年発行した『ミルマップ・ワークショップ！<br />
～みんなで描く森づくりプラン』という小冊子です。<br />
この中で、身近な「みどり」について多様な価値観を持つ人びとが<br />
相互理解を図りながら合意形成に努め、適切な役割分担と連携によって<br />
森づくりプランを描いていく方法を提示しました。<br />
ここには、これまでに取り組んだ横浜市における森づくり管理計画実習の<br />
経験なども取り入れられており、この領域の課題に対する<br />
NORAからの1つの応答というかたちになっています。<br />
さいわい、日本造園学会や日本緑化工学会の学会等で紹介される機会があり、<br />
学問の世界からも注目される取り組みとなりました。</p>

<p>最後に、活動団体のリスク管理という課題についてです。<br />
里山保全活動では、チェーンソーや刈り払い機を使用することが多く、<br />
万が一事故が発生した場合、ひどい怪我となる可能性は高いと言えます。<br />
にもかかわらず、里山ボランティアの現場では、<br />
リスク管理があまり意識されていない例が見られます。<br />
プロの現場と違って、安全教育が義務づけられていないので、<br />
ホームセンターで安いチェーンソーを購入し、<br />
技術的な指導を受けないまま、安易に使用するという例が見られます。<br />
しかし、この問題に対して行政は、積極的な対策を講じていません。<br />
里山保全活動において、動力の使用は勧めていないというばかりで、<br />
多くのボランティアが使用している現状に対応していません。</p>

<p>NORAとしては、危険だから取り組まないという姿勢ではなく、<br />
安全に配慮した活動を広めていきたいと考え、<br />
これまで安全な伐倒技術を身に付ける講座等を実施してきました。<br />
今年からは、さらにこのメッセージを積極的に打ち出していくため、<br />
森づくりボランティアに山道具の安全使用をすすめるプロジェクトを<br />
始めることにしました。<br />
具体的には、チェーンソーで有名な株式会社スチール社の製品に関し、<br />
販売店である株式会社シンコーと契約を交わし、<br />
販売サブ店として販売、サービス業務を始めることになりました。<br />
品質の良いチェーンソーを紹介し、販売時にはきちんと使用方法を説明し、<br />
アフターサービスもおこなうという内容です。<br />
また、購入者を対象として、安全に山仕事ができるように<br />
現場での研修事業も計画しています。<br />
森づくりを楽しむためには、<br />
まずは安全に気を配ることが大事だと考えてのことです。</p>

<p>以上、NORAの10年間の活動のうち、<br />
特に森林関連で取り組んできた内容をまとめました。<br />
NORAの5つの活動分野（ヤマ、ノラ、ムラ、ハレ、イキモノ）のうち、<br />
「ヤマ」にかかわる活動です。<br />
次回のコラムでは、それ以外の活動、<br />
特に「ノラ」「ムラ」にかかわる活動をまとめる予定です。</p>

<p>（松村正治）<br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>師走</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/satoyama_koyomi/post_2.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2008:/satoyama//2.180</id>

    <published>2011-12-01T07:47:27Z</published>
    <updated>2011-12-01T06:53:22Z</updated>

    <summary>　松と竹を切って門松をつくり、家の入り口に飾ります。古くは木のこずえに神が宿ると...</summary>
    <author>
        <name>サイト編集1</name>
        
    </author>
    
        <category term="001里山ごよみ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        <![CDATA[<p>　松と竹を切って門松をつくり、家の入り口に飾ります。古くは木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、お正月にはこの門松を依白に年神がおりてくるといわれています。<br />
　稲わらでしめ縄飾りをつくり、神棚や入り口に。一夜飾りを避けて、30日に飾ります。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>第39回　ＴＰＰとな～に谷っ戸ん田</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/004/39.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2011:/satoyama//2.1583</id>

    <published>2011-11-30T16:18:09Z</published>
    <updated>2011-11-30T14:33:22Z</updated>

    <summary>いよいよ、だ。 ＴＰＰ。 経団連は推進を唱えている。 農協は反対だ。 政権の中で...</summary>
    <author>
        <name>NORAプロジェクト</name>
        
    </author>
    
        <category term="004いしだのおじさんの田園都市生活" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        <![CDATA[<p>いよいよ、だ。<br />
ＴＰＰ。</p>

<p>経団連は推進を唱えている。<br />
農協は反対だ。<br />
政権の中でも意見は分かれている。</p>

<p>興国か亡国か？</p>

<p>農業関係はほとんど反対だが、<br />
なかには賛成推進という者もある。<br />
考え方や意見はいろいろあっていい、と、思う。</p>

<p>さて、それでは、私の意見は？<br />
ま、誰も聞いていないだろうが・・・</p>

<p>遅きに失した感もあるが、<br />
ＴＰＰとな～に谷っ戸ん田の関係を述べねばなるまい。<br />
誰にも頼まれていないが・・・</p>

<p>国土が狭く効率的な農業生産が困難な日本。<br />
米国や豪州などと農業の生産性で張り合うのは、<br />
土台の部分から不可能。<br />
技術でコストを抑えるにも限度がある。<br />
米国や豪州の低コスト大量生産のコメの品質が上がってきている。<br />
それらがどんどん入ってくるようになると、<br />
ただでさえ落ちこんでいる米価のさらなる暴落は容易に予想される。<br />
オレンジの輸入自由化で経験済みだ。<br />
稲作農家の半減の可能性もあるといわれている。<br />
いや、8割減るのではないかとも・・・</p>

<p>この国の風景が・・・<br />
食料の供給体制が・・・<br />
棄農に追い込まれる人々の心情は・・・</p>

<p>守るべきものがある。<br />
から、<br />
ＴＰＰ反対に賛成だ。</p>

<p>反対に賛成しない農家は、<br />
守ることより攻めることを優先しているようだ。<br />
守る＝旧態依然と批判する者もあるようだ。<br />
むしろ、コメを輸出しよう、という論調。<br />
農業をビジネスとしてとらえている。</p>

<p>旧態依然を超える優秀な経営者や経営体。<br />
その出現に期待する声もある。<br />
高品質なものを生産することで、<br />
「日本の米はこんなに美味いんだぞ」と胸を張る。<br />
やっぱり、日本の技術と日本人の勤勉は世界に誇れる。<br />
国際競争力のある農業。<br />
とかなんとか。</p>

<p>プレミアムコシヒカリが中国富裕層などにモテハヤサレ、<br />
ビックリの値段がつく（もう起きている現象）。</p>

<p>しかし、一方で普通の農家は淘汰される。<br />
（旧態依然ってイイコトなのに・・・）<br />
そして、<br />
いつのまにか、<br />
普通の日本人は中国産や米国産のコメを食う。<br />
（これも小麦や大豆、その他ではすでにおきている）</p>

<p>農家の淘汰や不耕作地の増大。<br />
そうこうするうちに、<br />
農地は経営力のある経営体に集積される。<br />
（これも酪農ではすでに起きている）<br />
農地が荒廃するよりは活用されたほうがイイ。<br />
元気のいい法人などが効率的な生産をおこない、<br />
見渡す限りの水田、小麦畑、豆畑・・・<br />
よかった、よかった<br />
もしかしたら自給率も上昇？<br />
メデタシメデタシ<br />
（これは根拠の無い話・・・）</p>

<p>しかし、<br />
（あまりありそうもないことだが）仮に、<br />
結果として日本の自給率の数字が上がったとしても、<br />
農家は減る。</p>

<p>例えていうなら、<br />
100ヘクタールの農地に1ヘクタール経営の農家が80軒だったのが、<br />
100ヘクタールの経営体1つになるとして、<br />
休耕地20ヘクタールがちゃんと耕作され<br />
生産向上（自給率上昇）したとしても、<br />
79軒の農家が農業から離れる、<br />
と、いうことだ。</p>

<p>その79軒の農業から離れた人たちが、<br />
他の産業に従事すれば、<br />
うん、そうすれば、日本のＧＮＰがまたあがる。<br />
これも、実は、もう50年前からおきていたこと。<br />
高度成長は農村からの労働力の流出だった。</p>

<p>いまやもう高度成長はありえないし、<br />
（高度成長なんてロクなものでなかったのに）<br />
これでいいのだろうか？</p>

<p>ふぅ、<br />
どうも話が大きくなってしまった。</p>

<p>続きは次回（以降）にしようか・・・</p>

<p>ＴＰＰとな～に谷っ戸ん田の関係。</p>

<p>（いしだのおじさん＠三鷹）<br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>今日のできごと　15</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://nora-yokohama.org/satoyama/007/15_3.html" />
    <id>tag:nora-yokohama.org,2011:/satoyama//2.1580</id>

    <published>2011-11-30T15:59:23Z</published>
    <updated>2011-11-28T16:00:32Z</updated>

    <summary>　今年みんなで初めて作ったお米を精米して、今日発送しました。とてもよい出来だった...</summary>
    <author>
        <name>NORAプロジェクト</name>
        
    </author>
    
        <category term="007和歌山県高野町富貴暮らし" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://nora-yokohama.org/satoyama/">
        <![CDATA[<p>　今年みんなで初めて作ったお米を精米して、今日発送しました。とてもよい出来だったようです。これから食べることを思うとなんだかドキドキします。どんな味がするのかな、どんなことを感じるのかな...。</p>

<p>　数年耕作されていなかった田んぼで、50人以上の人たちが関わってお米ができました。別々の所に住んでいて全く知らなかったのに、田んぼが縁で出会い、一緒に作業して、一緒にご飯を食べて、語り合い笑い合ったりして、お米を送る頃には、かけがいのないとっても大事な仲間になっていました。</p>

<p>　多分来年も一緒に田んぼをつくるでしょう。それぞれの人にとって"田んぼ"はもっと特別な物になり、楽しいできごとや、勇気が出るような新しいできごとがたくさん生まれるに違いありません。<br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>

</feed>

